不動産仲介におけるネット集客の3手法
Web集客を制す不動産仲介会社が勝つ時代
不動産仲介の集客では、ネット集客に注力することがますます重要になって来ています。
ネットでの情報収集が当たり前となり、住宅購入の検討期間は長期化の傾向が進んでいます。そのため、これからの仲介営業においては「いかに早い段階でお客様と接点を持つことができるか」が売上に直結します。

今回は、以下の3つのネットでの集客チャネルを組み合わせた集客をご紹介します。
- SEO(検索エンジン最適化)
- リスティング広告
- ポータル出稿
の3つです。
これら3つは購買意欲の高いユーザーを集客することができる方法です。リスティング広告とSEOは検索をしたユーザーにしか表示されないので、行動を起こす直前のユーザーです。またポータルはもちろんお部屋を探しているユーザーなので、見学に一番繋がりやすいユーザーです。

SEO(検索エンジン最適化)
最初にご紹介する「SEO」とは、グーグルなどの検索エンジンで検索上位を獲得するための施策です。
SEOは多くのコストをかけずとも、購入意欲の高いユーザーを集めることができる集客手法です。購入直前のユーザーニーズを把握し、SEO対策する
- ・「エリア+マンション」「エリア+中古マンション」(エリア)
- ・「中古マンション購入 注意点」「中古マンション購入 流れ」(ノウハウ)
などのキーワードを対策することで、購入意欲の高いユーザーを集客することができます。不動産という商材の特性として購買検討期間が非常に長いことが挙げられます。3ヶ月から半年ほどかけてじっくり検討するお客様もいますので、様々なキーワードでSEO対策されることをおすすめします。
例えば、あるユーザーが「中古マンション購入 諸経費」と検索して記事を読み、費用の内訳を知ったときに「仲介手数料が高いな」「ローン保証料はなに?」「固定資産税清算金とは?」などと考え、そのまま疑問を検索窓に打ち込む可能性があります。
実務での経験からユーザーの悩みを想像し、対策するキーワードを洗い出しましょう。SEOのデメリットとしては、結果が出るまでに長い期間を要することです。
検索エンジンから良質なコンテンツと評価され、検索上位に表示されるまでに平均して3ヶ月〜半年ほどの時間が必要となります。
リスティング広告

リスティング広告とは、「検索連動型広告」のことで、検索結果画面の上部に出てくる広告のことです。
コストをかけると、すぐに検索ユーザーを集客できるというメリットがあります。
SEOと異なる点は、
- ・クリック単位で費用が発生すること
- ・ほぼ確実に検索結果に表示されること
です。
SEOは、一度検索結果で上位表示に成功すると一定の期間はコストをかけずに集客することが可能ですが、リスティング広告の場合はコストをかけないと全く集客できなくなるという点がデメリットです。
ポータル出稿

もはや、SUUMO、HOME’Sなどの大手ポータルサイトを中心としたポータル出稿はやはりマストの集客方法です。
自社物件はもちろん、広告掲載許諾を取った上で客付け業務を行なっている企業様もいらっしゃるでしょう。
ポータルサイト出稿のコツはなんといっても、写真の枚数です。また、ポータルサイトでは物件情報が重複する分、他社の出稿枠に負けないことが重要です。
- 出稿しているポータルサイトごとに評判・口コミのアンケートを集めて信頼感を醸成する
- 広告枠の表示オプションはできるだけ活用してクリックされやすくする
なども試す価値があるでしょう。
「即効性のある施策」と「時間のかかる施策」をミックスさせる
不動産仲介におけるネット集客を実務に落としていく中で重要なことは、
- SEO
- リスティング広告
- ポータル出稿
という3つのweb集客手法を組み合わせて実行することです。
まずは自社の売上に上がるキーワードがSEO対策で集客できるかチャレンジし、どうしても上位に来ない場合はリスティング広告で枠を購入することも効果的です。
SEOとリスティング広告を補完関係にあると考えると、より効果的な集客が可能です。
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